carnaval(カルナバル)カーニバル
そもそもカーニバルとは?
カーニバルといえば我々が思い浮かぶのはリオデジャネイロですね。でも私も最近までカーニバルってただのお祭りだと思っていたのですが、じつは宗教行事だったんです。
キリスト教国のうち、主にカトリックの国々で行われる祭り。謝肉祭と訳される。
毎年セマナ・サンタ(聖週間/キリストの死後その後、復活を祝う週)の前に四旬節というキリストの断食をしのんで肉食を絶つ習慣があります。カーニバルは四旬節前に肉を食べて楽しく遊ぼうという行事です。
\もっと詳しく/
カディスのカーニバルは・・・。
さゆり先生はカディス出身なのでカディスのカーニバルのことが話題になりました。
カディスのカーニバルは非常に”くだけたお祭り”として世界的に有名です。 コンクールがあり、一般の民衆が主役劇場で出し物を演じて順位をきめます。コンパルサス(仮装行列)部門やコーラス部門、チリゴータス(お笑い?)部門それに「小芝居の部門・quartet」などがあり、 政治批判や風刺など訴えたいテーマをユーモラスに自分たちで作詞作曲をして上演するそうです。遠くガリシアから参加するグループもあります。
コンクールにでなくても自分たちでグループをつくって地域のバルなどで演じたりもするそうです。
曲にはタンギージョが入っていなければいけないそうで、ここはさすがカディスですね。
カディスのカーニバルは宗教行事的な雰囲気はなくとにかく「自由」。ローマ法王まで題材にされたり、ディズニーキャラクターの仮装を勝手に着たり。版権大丈夫なのかしら?
かつてのフランコ政権下でカーニバルは禁止されたようですが、カディスだけはやり通したらしいです。命かけてまでもやるんですね。
【自由思想の基づいて作り上げる精神を大切にしている】ということですね。
この歌を覚えて行きましょう。
Qué bonito está mi Cai, qué bonita está mi ciudad, que rebosa de alegría cuando llega el carnaval
私の街はなんて素敵なんでしょう。カーニバルがやってくるとき、喜びに満ち溢れる。
¡Qué bonito !(ケ・ボニート)
という部分だけでも丸覚えしてカーニバルに行くと地元の人と一緒に歌えるそうです。
この画像では仮装している人が多いですが、仮装していなくても頬っぺたに赤い〇を書いている人がいますね。この赤丸がカーニバルを楽しんでる!って証拠だそうです。
\参考ページ/
ウニ祭り。
カディスではカーニバルの前になるとErizada「うに祭り」が開催されるそうです。日本と同じように生食らしいです。
Erizo(エリソ)がウニ。ちなみにこの動物↓も同じくErizoと呼ばれることもあります。
ビールの瓶
ビール瓶の大きさについて。スペイン滞在が1週間以上になるとスーパー買い出しも面白いし、バルでいろいろな大きさの瓶ビールに出会うかも。
litrona(リトローナ)
想像つくと思いますが1リットル瓶。スーパーではこれが基本です。デカいです。実際はキャンペーンなどで1.1リットルのことが多いかも。今はどうですかね?バルには置いてないです。
TERCIO(テルシオ)
Tercio 三分の一みたいな?330ccの瓶ですね。バルセロナではMEDIANA(メディアナ)といったり・・・。
ボテジン(BOTELLÍN)
スーパーにも売ってますが、バルでは定番かも。200ccの可愛いビール。生ビールよりこちらを好む人も多いみたいです。酔っぱらうまで飲むと、かなりのボトルが散乱するはめになります。
バルではバケツに入った状態でたくさん提供されたりしてます。
ビールのグラス(ペナルティください)
そして話題はビールのグラスについて。小さめのコップをcaña(カーニャ)といいます。
\caña(カーニャ)/
日本で言うジョッキはjarra(ハラ)。
\jarra(ハラ)/
以上の2つは私も馴染みがあったんですが、今回初めて知ったサイズ。なんとその名も penalti(ペナルティ)。サッカーとは関係ないみたいです。平べったいグラスにほんのちょっとのビール。セビージャでは見たことないですね。これは各地で呼び方が違うみたいですが、アラゴン州でpenalti(ペナルティ)と呼ばれるようです。「ペナルティを1つください」って頼むんでしょうけど面白すぎますね。
\penalti(ペナルティ)/
\頼んでみたい/
\アラゴン州/
さゆり先生おすすめのライブハウス
先生の地元カディスのミュージックカフエ「El Pelicano MusiCafe」。El Pelicano はペリカンですね。テラス席からは大西洋が見渡せて、ビールを飲みながらゆっくり過ごすことができるそうです。
行ってみたい!
小林さゆりマリア先生のスペイン語レッスンは・・・
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