東京た
日本人のことはスペイン語で「japonés・japonésa(ハポネス・ハポネサ)」、スペイン人のことは「Español・Española(エスパニョール・エスパニョーラ)」と言います。さらに細かく,いわゆる「東京人」を指す言い方として「Tokiota(トキオタ)」という単語を習いました。日本人にとってはなんだか面白い響きですよね。
この他に私は「Tokiense(トキエンセ)」と言っているのをきいたことがありますし、その他の県のケースで例えば沖縄人のことを「Okinawaense(オキナワエンセ)」って聞いたことがあります。多分造語のようなもので自由に言いやすい感じで作られていくんでしょうね。
東京はTokyoではなく「Tokio」と綴られます。発音も「トキオ」ですが、日本に来た観光客は日本人につられてか「トーキョー」と発音していることが多いように感じます。
トント
「tonto/ tonta」という単語を習いました。これはまあ柔らかい日本語にすると「間抜けな」という意味です。侮蔑の表現にもなるので使うのは要注意ですが、響きが面白いのですぐ覚えてしまいました。使わない単語ばっかり頭に残って困ります・・・。映画などでもこの表現に出くわしたことが何度かありますが、なんだかちょっと愛情を含んだニュアンスがあるようにも感じています。
鉛筆とラピスラズリ
文房具の話題で「lápiz(ラピス)鉛筆」という単語を習いました。この単語はLapis-Lazuli(ラピスラズリ)から来ているそうです。
ラピスラズリは、群青色の石で日本では「瑠璃」と呼ばれます。その名前はラテン語の「lapis(石)」とペルシャ語の「lazward (空のような青)」に由来しています。
ラピスラズリは、世界で最初にパワーストーンとして認識された石と言われており、「幸運を招く石」と呼ばれています。また「ウルトラマリン」という絵具の原料としても珍重されました。中世ヨーロッパにこの絵具がもたらされたとき、ラピスラズリの採掘地であるアフガニスタンから地中海を経て輸入されたことから「ウルトラマリン(海を越えてきたもの)」と呼ばれました。これらの事情で「lápiz(ラピス)鉛筆」の語源になったのかもしれませんね。
高層ビル
高層ビルの話題で。高層ビルは「rascacielos(ラスカシエロス)」といいます。複数形なのは高層ビルは何個か集まっていることが多いからですかね。摩天楼なんて日本語もありますね。
マドリードには「Torres Kio(トーレス・キオ)」という高いビルがあるそうです。なぜキオ(キヨ?)というちょっと日本語っぽい名前なのかはわかりません。
\Torres Kio(トーレス・キオ)/
セビージャにも1つ高層ビル「Torre Sevilla(トーレ・セビリア)」があるのですが、住民は「ヒラルダより高いビルは認めない」なんていう人もいるそうです。ヒラルダというのは大聖堂横の高い塔。カトリックの皆さんならではの発想ですかね。
\Torre Sevilla/
ちょっと遠近感がわかりずらいですが、上の写真の手前に移るクラシカルな塔がヒラルダです。その後ろにそびえ立つのはTorre Sevillaです。実際にはTorre Sevillaのほうが高いです。
桃・パラグアイ
Paraguay(パラグアイ)は、南米大陸のほぼ中央を占める内陸国で、ボリビア、ブラジル、アルゼンチンと国境を接する国。パラグアイについての情報はかなり少ないですね。それでも世界で唯一国旗の裏表が違うデザイン、電力は100%水力発電。など興味ある情報が見つかりました。
スペインにこういう↓ひしゃげた感じの桃があります。名前がparaguayo (パラグアージョ)。意味は「パラグアイの」。なぜこの桃がパラグアイと言われているのか、パラグアイではこの桃が特産なのかちょっとわからなかったです。
ちなみにこの形は桃の突然変異種らしいですよ。
遊びに行く
子供たちが遊ぶ場合は動詞「jugar(フガール)」を使います。
例文:僕はマリアと遊ぶ。
Juego con maria.
しかし大体12歳位になるとだんだんいわゆる「大人の階段」を登る感じが出てきます。となると動詞「salir(サリール)」が使われるようになります。
例文:僕はマリアと遊びに行く。
Salgo con maria.
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