とるぺ

「torpeトルペ」という単語があります。
トロい、鈍い、のろい、ぎこちない、不器用な・・・みたいな意味なんですが、
「トルペ」という音の感じが面白いですよね。人がイメージと言葉を結びつけるとき、洋の東西を問わず共通の何かがあるのかもしれないですね。
トゥロン

スペインやラテン諸国には「turrónトゥロン」というお菓子があります。一般的にはハチミツ、砂糖、卵白、焙煎したナッツ類 (アーモンドなど) から出来ているので栄養価が高く、現代の「エナジーバー」的なものだったみたいです。薄い板状の直方体か、ホールケーキのような形に成形されています。
turrónは古くローマ時代から存在したらしく、古代ローマ時代に市場で売買されていて、ローマの詩にも登場しているそうです。
私、これあまり好きではないのですが、なんでも古いものに興味があるので、もう一度買ってみてローマ帝国に思いを馳せてみようかな?と思います。
ケヒオ

フラメンコの歌(canteカンテ) で、歌い出しの前に、音程をたしかめるような発声練習のような歌詞のない歌い方をするのを聞いたことはないですか?
あれのことを「ケヒオ」といいます。綴りはquejidoですが、アンダルシア風にdは聞こえないほど小さく発音されます。またはまったく発音しない人もいるようです。意味としては「うめき声、うなり声、悲しげな声」となります。フラメンコの時だけでなく、「けが人のうめき声 Los quejidos de un herido」のように使えるようです。
quejidoは動詞「quejarケハール/うめく、嘆く、不平を言う」からきているそうです。
名刺複数形で「quejasケハス」として「カスタマーサポート」の意味もあります。

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