「ストイックにどうぞ!」
10月18日の氏家うさこ先生のコアバランスレッスン。
雨、しかも金曜日の夜というのに大勢の皆さんにお集まり頂きました。
皆さま有難うございました。
身体メンテナンスに対する皆さんの関心の高さに瞠目致しました。
10月18日の氏家うさこ先生のコアバランスレッスンのレポートです。
◇まずは氏家先生の張りがあって良く通る声でご挨拶!
あれ?元気いっぱいなのにすごく優しくて丁寧!もっと厳しい感じ?と想像していましたが・・。
なんだかすっごく「頼りになる」オーラが!安心してついて行けそう!
◇初めはヨガマットに座った状態からスタート。
誰にでもできそうなポーズから入って行きます。
先生は一人一人を回り、今度は小さい声で
「どこか痛いところはない?」
「無理はしてない?」
とヒヤリング。
個別に少しずつ座り方をアドバイスしている様子。
この「近くから小さい声」っていうのがいいですね。
遠くから大きな声で聞かれたら大きな声で答えざるを得ないですからね。
◇今日のテーマは「踊りと背骨(はいこつ)、骨盤」
先生は背中の骨の仕組みを話しながら、ストレッチをしながら意識をどこにもっていくかを指示していきます。
全く意識したことなかった部分などもあるので、皆さんも新鮮だったようです。
それにしても先生は身体柔らかいです。
時折、お手本で理想の柔らかい動きを見せてくれるのですが、
もうびっくり!参加者の皆さんの中から低いどよめきの声が・・。
◇家でできるストレッチもいくつか教えて頂きました。
受講生:「まあでも一人だとなかなかねー。(背中に書いてありました)」
私:「そんな時はまたいらしてね(心の声)」
◇柔らかいといえば、こんなお話も。
氏家先生:「子供は横隔膜が柔らかいから「ひゃっくり」がよくでます。大人になると段々固くなってあまりでなくなります。」
受講生&私:「そうだったんだ!知らなかった!」
◇骨盤のお話も印象的でした。
骨盤を植木鉢に例え、
氏家先生:「水はけがよければ血管もリンパも流れがよく下半身が根腐れしません。
鉢がしっかり土台となっていれば、しっかり幹(上半身)が伸び、きれいな花(頭部)が咲きます。骨盤がしっかりしていればどんな動き(踊り)にも対応できます。」
受講生&私:「なるほどーー!」
◇レッスンは後半に突入。
氏家先生:「これから少し痛いことしまーす」
私:「来た来た。せんせいっ!やっちゃっておくんなせい。(心の声)」
受講生:「まじかよ(心の声)」
段々ハードになっていきます。でもあくまで参加者一人一人の状態を見守ってくださっていて、きめ細かく調整をいれてくれます。
まさにセミパーソナルトレーニング。
氏家先生:「ストイックにどうぞ!」
私:「かっこいー!(心の声)」
受講生:「まじかよ(心の声)」
◇そしてそろそろレッスンも終わりに・・
氏家先生:「明日、明後日は筋肉痛ですね。ストレッチが効いた証拠ですから筋肉痛を楽しんでいきましよう。頻繁にストレッチしていけば筋肉痛にならなくなりますよ。」
皆さん:「はーい。」
私:「是非来月もやりましょう!」
そして雨の中、ねぐらに戻る勇者たちを見送りながら、
「その努力はいつかあなたを助ける。生き抜くんだぞ・・・」と思う私でした。
まとめ。
初めて氏家先生のレッスンを拝見しました。
確かな理論とリーダーシップでぐいぐい参加者を惹きつけるレッスン。
このレッスンならほんとに筋肉痛も楽しいのでは?と思います。
まだ耳の中に先生の「ストイックに行きましょう!」の声が響いてます。
踊りもやはり「心」「技」「体」。
技術だけに走る人も多いのでは?
実際に踊りが向上するための「体」を作るには、
やはり意識改革と毎日の努力とが必要かもしれません。
氏家先生のレッスンはその方向性をはっきりと示してくれるものでした。
参加者の皆さんのフラメンコライフの更なる充実を願いつつ、
是非定期的にこのレッスンを続けなければ!と心に誓いました。