さゆり先生のレッスンで学んだ面白い単語(2023年10月)

スペイン語のおさらい

オランダ

オランダの国名をスペイン語で言う場合はHolanda(オランダ)で大丈夫。またPaís bajo(パイスバホ:直訳「低い国」)またはlos Países Bajosとも呼ばれています。これはオランダは海抜が低い土地が多いからでしょう。「オランダ人」は Holandes Holandesa(オランデス・オランデサ)ですね。

オランダの公式の英語表記はThe Netherlands(ザ・ネザーランズ)ですが、オランダはスペインに占領されていた時期があり、スペインからの独立戦争で重要な役割を果たしたホラント州の名に由来してHolanda(オランダ)という呼称が存在するようです。しかし現在オランダ政府は国名としての「ホラント・オランダ」の使用を廃止しています。日本における「オランダ」という呼称については、日本語の言葉として定着していることから変更は求めないそうです。

スペイン語学習で気になるのが、「H」を読むか読まないか、という点。日本には「H」を読まない方の「オランダ」が伝わったみたいですね。

そもそもなぜHを発音しない?

スペイン語を勉強していると、「“H”を発音しない」という事実に直面します。なぜHを発音しないのか調べてみました。

スペイン語には“H”で始まる単語が2000語以上もあります。そして、スペイン語のアルファベットの中で発音されないのは“H”だけです。“H”の音の歴史を紐解くと、最初に使い始めたのはフェニキア人で、当時は“J”のように息を吐く音(帯気音)として発音されていました。この音をギリシア人が取り入れ、現在の“H”の大文字を当て、軽い帯気音として発音するようになりました。この音がラテン語に取り入れられ、さらにスペイン語にも入ったそうです。

最初はスペイン語でも英語の“H”のように軽く息を吐くような音として発音されていました。スペイン語にはラテン語が起源の“H”で始まる単語に加えて、“F”で始まる単語も多くありました。それが時が経つにつれて、“H”と“F”の発音が似ていたため、14世紀頃から“F”の代わりに“H”が使われるようになっていったのです。farina→harina(小麦粉)、facer→hacer(動詞「する」)、fumo→humo(煙)などがその例です。

やがて“H”を発音するのは品がないという風潮が生まれ、だんだんと“H”は発音されないようになり、完全に無音になったのです。とはいえ、スペインのアンダルシアやエストレマドゥーラ、カナリア諸島や中南米の一部の地域ではまだ“H”の発音が残っています。

発音しないなら必要ないのでは?という声も聞こえてきそうですが、存在する意味はあります。スペイン語には発音が同じで意味が異なる単語がたくさんあるので、それを区別するという役目があります。たとえば、hola(あいさつ「オラ」)/ola(波)、hojear(動詞「ページをめくる」)/ojear(動詞「目を通す」)、hala(驚いたときの感嘆詞)/ala(翼、羽)などがそうで、“H”がつくかつかないかで意味が変わってくるので注意しましょう。また、búhoのように“H”が音節を分ける役割を果たしている場合もあります。

アデランテ

tulipán チューリップ

オランダといえばチューリップ。スペイン語ではtulipán(トゥリパン)と言います。スペインでのは花言葉は「amor cincero 誠実な愛」

Oso panda

単に「panda」とも言うが、「熊」を意味する「oso」を付けることもある。中国語でもジャイアントパンダのことを大熊猫と書くみたいですね。

スペインに初めてパンダがやってきたのは1978年12月24日だそうです。日本にカンカンとランランがやってきた1972年より後ということになりますね。このパンダ2頭は当時の国王フアン・カルロス1世とソフィア王妃へのプレゼント(regalo)という位置づけだったそうです。

NHKのスペイン語講座で「panda」という言葉はスペインで「遊び仲間(人間の)」として使われることもあると習いました。

chocolate

チョコレートはchocolate(チョコラーテ)と言うことを習いました。チョコレートの起源は現在の中南米あたりらしいです。

カカオの起源

チョコレートの主原料となるのはカカオ。カカオは今から5000年以上前、エクアドルで食べられていました。そしてメソアメリカ(現在のメキシコの南半分からグアマテラ、ベリーズ、エルサルバドルとホンジュラスのあたり)で栽培が始まったようです。その後、14世紀に建設されたアステカ王国(現在のメキシコシティ)では「カカオは神秘的な力を持つもの」とされ、儀式での献上品、薬、貢物、交易品、さらには通貨としても用いられていました。

メソアメリカからヨーロッパへ広がるチョコレート

ヨーロッパ人として初めてカカオと接した人物はクリストファー・コロンブスです。1502〜1504年のこと、航海中に訪れたホンジュラス沖合のグアナハ島にて、マヤ人らしき人々が乗ったカヌーと遭遇したときにカカオとの出会ったようです。

カカオが最初に広まったのはスペイン

ヨーロッパに初めてカカオが持ち込まれた国がスペインだそうです。

スペイン人のエルナン・コルテスは、1521年にアステカ帝国を征服、アステカ帝国内の様子をスペイン本国に伝える際の報告で、カカオ豆で作られた「ショコラトル」という不思議な飲み物があることを伝えます。これがチョコレートの元祖でした。

ショコラトルはカカオ豆、とうもろこしの粉、唐辛子などをよく混ぜて泡立てた甘味がないスパイシーな飲料、一部の特権階級だけが楽しめる貴重なものでした。疲労回復効果や長寿も期待されていてスペイン国外へ持ち出しが禁止されていました。

しかしやがて、砂糖やシナモンなどのスパイスによってさまざまなアレンジのショコラトルが生まれ、ヨーロッパ諸国へ広がっていくことになりました。

チョコレートは初めは固形ではなくドリンクだったんですね。今でもスペインでココアのことをチョコラーテと言ったりするのもこれで納得です。

チワワ

チワワはChihuahueño(チウウェーニョ)と言われます。2013年にスウェーデンの王立工科大学のDNA調査によって、メキシコが原産国であることが特定されました。

その名はメキシコのチワワ州からアメリカへ渡った際「チワワ州の犬」と呼ばれたことがきっかけだそうです。

cajón

cajón(カホン)というのはフラメンコではもうおなじみになった箱型の打楽器です。もとはと言えば「市場で商品が入っていた箱を叩きながら販売活動をした。」なんて説もありますし、起源はペルーだとも言われていますが、とてもシンプルな楽器なので誰でも考え付くんじゃないでしょうかね?

パコ・デ・ルシアという伝説のギタリストがペルーの打楽器であったカホンをフラメンコに初めて導入したとされています。

cajón(カホン)という単語は音楽用語ではなく、「引き出し」「レジスター」 などの生活に根づいた物を意味したりします。ですので、カホンの魅力はその素朴さにあると言えるでしょう。

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