さゆり先生のレッスンで学んだ面白い単語(2023年6月)

スペイン語のおさらい

発音

スペイン語は日本人が取り組みやすい発音の言語だとよく言われますし、実際日本人の発音したスペイン語でも結構楽しくコミュニケーションできます。これは非常に学習モチベーションがアップして良いです。しかし少し学習が進むとやはり発音の壁にぶち当たります。

母音

日本語の母音並びは ア イ ウ エ オ 。
スペイン語は「a」「e」「i」「o」「u」、ア エ イ オ ウ。
表示される順番はちがいますが、それぞれの音の発音は似ているようです。

子音

スペイン語は子音が難しいですね。日本語にはない音も結構あります。
代表的なものはRとLの区別です。日本人はこれが苦手だと言われていますね。
私もすごい苦手です。一生懸命話してようやくわかってもらっていますが、きっとかなり違和感を持たれているんだろうなと思います。

次に私が取り組んでいるのがSとCとZです。これはさらに難しいです。しかしこれらの発音をマスターしてからじゃないと会話しちゃいけないっていうわけではないので、学習を進めながら、機会を逃さず掴み取りたいと思っています。

月の呼び方

1月から12月までの月の呼び方。英語から連想しにくいものもあるので折に触れて学習しています。今回は7月と8月にまつわるエピソードを紹介します。

7月

7月はJulio(フリオ)といいます。
英語とすこし綴りがにていますよね。フリオイグレシアスという全世界に名を馳せた超有名歌手をご存じですか?。いまでもスペインではかなり有名らしいです。ウィキペディアを見るとそのすごい経歴に驚きます。サッカーチーム、レアルマドリードの選手だったとか、ドミニカの空港のオーナーだとか?

\フリオイグレシアスのすごい経歴/

フリオ・イグレシアス - Wikipedia

フリオイグレシアスのフリオが7月と関連があるのかは諸説あるのですが、スペイン人の多くの人がいまだに7月になると彼を連想するそうです。

8月

8月はagosto(アゴスト)といいます。
Hace el agosto(8月をする)という謎の言い回しがあります。これは「短期間でたやすく大金を手に入れること、時流に乗って大儲けすること」という意味です。8月を稼ぎ時とする根拠は、

1,スペイン経済は観光産業で成り立っている面があるのでバカンスの時期が8月だから。

2,スペインの農業は古くから8月が収穫の時期だったから。

などという説があるようです。
なので現代では業種によってはクリスマスシーズンなどにもHace el agostoを使ったりするようです。

ベンチと銀行

ベンチと銀行は同じ言葉「Banco/バンコ」を使います。一見関係がないベンチと銀行がなぜ同じ単語なのか調べてみました。そしてヒントはなんと日銀のホームページにありました。

『Bank』の語源は、12世紀頃、当時世界の貿易、文化の中心地であった北イタリアに生まれた両替商(銀行の原型といわれている)が、両替のために使用した『BANCO』(長机、腰掛)とする説があります。

教えて、日銀

ゲルマン語bank『低い台』『ベンチ』がイタリア語のbanco,bancaとなり『両替台』の意味から『銀行』となったらしいです。中世のイタリアにおいて「両替台→銀行」という連想が働いたために、今でも銀行のことをbankと呼ぶというわけです。

\もっと詳しく/

bankの語源:銀行とベンチの間にある共通点 – MONEY PLUS
銀行を意味するbank(バンク)という英単語、実は、銀行のbank、長椅子のbench(ベンチ)、宴会のbanquet(バンケット)が、同じ語源を持つ別の言葉なのです。今回は英語bankの語源と、その背景にある銀行史の一場面について紹介しま...

発表会 fin de curso

スペインにも日本と同じようにフラメンコの踊りのクラスがあります。そしてやはり発表会が同じ様に開催されています。正式には la presentación de fin de curso (ラ・プレセンタシオン・デ・フィン・デ・クルソ)と呼ばれます。

San Juan の日・solsticio de verano夏至

夏至というのは、北半球では1年のうちで最も昼(日の出から日没まで)の時間が長い日のことですね。6月の21日か22日です。スペインではこの日近く6月24日にサン・フアン(St.Joan)の日というのがあります。スペインの人達はこの日を境に本格的な夏を意識しているみたいです。

サン・フアンの日にはスペイン各地で火祭りが行われます。これは夏至以降日照時間が少なくなっていくので太陽を励ます・・・という意味があるとか。サン・フアンの火祭りの起源は古く、キリスト教化する前のヨーロッパで行われていた夏至祭のようです。悪霊を遠ざけるためにかがり火の上をジャンプする習慣があります。

サン・フアンのお祭りでは、火と同様になぜか水も大事な要素らしく。海岸でサン・フアンの夜に9回波をジャンプすると良い事があるなどと言われ、さゆり先生はその日に海水浴すると健康になると言い伝えられたそうです。

オリーブの実・オリーブオイル

ワインに合うおつまみ「オリーブの実」が話題になりました。
オリーブの実自体は「oliva/オリーバ」なんですね。「オリーブ」じゃないとこがポイント。
オリーブの実をオリーブオイル「aseite de oliva/アセイテ デ オリーバ」や調味料で浸けたものを
「aceituna/アセイトゥナ」といいます。これがバルなどで提供されるものですね。

Bar バル

やはりスペイン旅行の楽しみはバル!さゆり先生の出身地カディスのバルを紹介した動画です。さゆり先生の知り合いも映っているそうです。言葉が早くてアンダルシア訛りなので聞き取りが難しいですが、映像だけでも楽しくなります。

小林さゆりマリア先生のスペイン語レッスンは・・・

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